インデナ、アルビネサ社と共同で「エノビータ^® オーガニック」を上市

植物由来の高品質な有効成分の特定、開発、生産に取り組むイタリアのリーディングカンパニーであるインデナ社は、アルビネサ・ナチュラル・イングリディエンツ社との提携を発表しました。スペインに本社を置くアルビネサ社は、約30年にわたり、ワイン製造工程で生じるブドウの副産物を最大限に活用し、健康に役立ち、環境に優しく、食品廃棄物防止に貢献する天然素材を得るための研究開発を行っています。

今回の提携により、インデナはヴィティス・ヴィニフェラーゼ種子由来の100％オーガニックエキス「エノビタ®オーガニック」を開発し、「エノビタ®スタンダード版」にオーガニック製品を追加することでブドウ種子エキスのラインアップを完成させることができました。

インデナ社は、このような重要なプロジェクトのために、ブドウの種の高い品質と持続可能性を保証してくれる最良のパートナーを探していました」とインデナ社CEOのダニエレ・ジャヴィーニ氏は述べ、「欧州と米国の有機規制への完全準拠から、アップサイクル手法に基づく環境に優しいプロセスまで、アルヴィネーザの植物原料の提供によってバリューチェーンに沿って完全に制御された製品を提供することができます」と述べています。ブドウの種は、世界最大の有機ブドウ園であるスペイン中南部のカスティーリャ・ラ・マンチャ地方のブドウ園から供給され、最終的にインデナ社の最新鋭の抽出プラントで、EUとUSDAの有機基準に準拠して加工・発売されています」。

アルビネサのCEOであるJordi Ferreは、「インデナ社とのパートナーシップにより、栄養補助食品市場向けのブドウ由来成分の価値向上に関する専門性を強化できることを大変光栄に思っています。また、インデナ社のような高い評価を得ているリーディングカンパニーと積極的なコラボレーションを開始し、同社の革新的な製品発売をサポートするために、当社独自の有機天然素材を供給できることを嬉しく思います」と述べています。

アルヴィネサのブドウの種は、醸造の副産物であり、化学肥料や農薬の使用を避ける有機農法に由来し、醸造廃棄物はすべてアップサイクルされ、変換されています。さらに、エノビタ®オーガニックの抽出工程は、化学溶媒を一切使用せず、水を用いて行われています。これらすべての加工基準が、真のサステイナブルな最終製品を保証しているのです。エノビタ®オーガニックは、EUとUSDAのオーガニック規制に準拠し、Certipaq Bioによって認証されています。

エノビタ®オーガニックは、ストレス回復力と心臓血管の健康のための味方になることを目指しています。ブドウの種には、抗酸化物質、血糖値上昇抑制物質、心臓血管に優しい物質、神経保護物質であるオリゴメリック・プロアントシアニジンが最も多く含まれています1。

インデナ社による最近のヒト試験で、エノビタ®オーガニックが健康な人と境界領域の人の血圧を調整し、心血管リスクが高い人でもその結果が確認されたことが示されています1,2。さらに、その可能性は血圧のコントロールにとどまりません。同じ研究により、気分、ストレス管理、生活の質の向上、特にストレスや心配事の軽減に有効であることが明らかになりました1。

エノビタ®オーガニックは、インデナ社とアルビネサ社によって保証されており、自然にも人間にも良いものです。

1 Schön C, et al. Nutrients. 13(2):654. (2021).
2. Belcaro G, et al. Evidence-based Complementary and Alternative Medicine 42(4):3131. (2013)